浦賀和宏さんの最後の作品。
長編なのだが、一気に読めるサイズ。
作者の浦賀和宏さんは、亡くなられているため、
今回の作品が本当に最後の作品となってしまった。
本の紹介文にも、
「四一歳の若さで急逝した作家による、最期の挑発&最後の小説。」
とある。これだけで涙涙。
浦賀さんの作品は、
内容を書いてしまうと、
楽しみが無くなってしまうので、
ここでは書かないけど、
浦賀ファンなので、注意して読んだが、
この展開は予想できなかったとだけ書いておく。
本書のあとがきの解説の様な部分で、
今回の設定もシリーズ化する計画であったらしい。
本当に残念だ。
もう、新作が発売されないので、
浦賀作品は今回で終わりである。
安藤君も、銀ちゃんも、
完結してないので続きが気になるが、
もう一度順に作品を読んでみようと思う。
浦賀さん、あっちでも楽しく書いてるかな?